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*あらすじ*
いつもあなたを見つける度に、ああ、あなたに会えて良かったと思うの。
会った瞬間に、世界が金色に弾けるような喜びを覚えるのよ……。
17世紀のロンドン、19世紀のシェルブール、20世紀のパナマ、フロリダ。
時を越え、空間を越え、男と女は何度も出会う。結ばれることはない関係だけど、深く愛し
合って――。神のおぼしめしなのか、気紛れなのか。
切なくも心暖まる、異色のラブストーリー。
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*情報*
2000年12月 新潮社にて刊行。
2004年02月 新潮文庫化。
第14回山本周五郎賞最終候補作。
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*書籍*
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※オマージュリンク※
雑誌ダ・ヴィンチにて恩田陸監修の下、作られた「恩田陸を2倍楽しむための」オマージュリンク。
時間を超えて存在し続ける不思議なヒロインを描いた萩尾望都の作品集12の中に掲載されている
「ヴィオリータ」、売れない画家が少女の肖像を描いていくうちに、彼女の変化に気付き愛し合
うようになっていく「ジェニーの肖像」の二作が根底にある。
(記事一部抜粋)
大不況の1930年代、ニューヨークのセントラル・パークで貧乏な画家が不思議な少女に出会う。
この少女は会うたびに大きくなる。画家は彼女の正体を疑いながらもひかれていく。
巧みなプロットとファンタスティックな詩情で独自の世界を作ったネイサンの代表作であり、幻想
的な愛の物語。
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*映像化*
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