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*あらすじ*
学校の体育館で発見された餓死死体。高層アパートの屋上には、墜落したとしか思えない全身
打撲死体。映画館の座席に腰掛けていた感電死体―コンクリートの堤防に囲まれた無機質な廃
墟の島で見つかった、奇妙な遺体たち。しかも、死亡時刻も限りなく近い。偶然による事故な
のか、殺人か?この謎に挑む二人の検事の、息詰まる攻防を描く驚愕のミステリー
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*情報*
2000年11月 祥伝社文庫にて刊行。
2002年10月 祥伝社「絶海 推理アンソロジー ノン・ノベル」にも掲載されています 。
「六番目の小夜子」「象と耳鳴り」に登場する関根家族。
その中で兄の関根春の物語。
「象と耳鳴り」は必読。
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*書籍*
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※オマージュリンク※
雑誌ダ・ヴィンチにて恩田陸監修の下、作られた「恩田陸を2倍楽しむための」オマージュリンク。
恩田陸氏は風景や写真作品に刺激を受けて書かれたものが多いそうです。
今回はこの廃墟の写真集のオマージュだとか。
(記事一部抜粋)
懐かしい、いつか見た風景であり、記憶の中の夢の日だまり。線路も橋も駅舎も客車も、見捨て
られたものなのに、みじめさはない。「残骸」という負のオブジェが、逆に穏やかで美しい姿を
見せる。モノクロ55点。
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*映像化*
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