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*あらすじ*
すべてが謎めいた1冊の本はどこに?
鮫島巧一は趣味が読書という理由で、会社の会長の別宅に2泊3日の招待を受けた。
彼を待ち受けていた好事家たちから聞かされたのは、その屋敷内にあるはずだが、10年以上
探しても見つからない稀覯本(きこうぼん)「三月は深き紅の淵を」の話。
たった1人にたった1晩だけ貸すことが許された本をめぐる珠玉のミステリー。
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*情報*
1997年07月 講談社より単行本刊行。
2001年07月講談社文庫化。
「このミステリーがすごい!1998年度版」第9位
「麦の海に沈む果実」などの作品の母体となる一冊。
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*書籍*
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※オマージュリンク※
雑誌ダ・ヴィンチにて恩田陸監修の下、作られた「恩田陸を2倍楽しむための」オマージュリンク。
4つの断章から構成されるという物語の構造は「アレキサンドリア四重奏」に着想を得たもの。
第四章で展開される水野理瀬の物語は「聖アリス帝国」連作に起源を持ち、「麦の海に沈む果実」
へと発展した。
また富豪から突然の招待を受けるという第一章の冒頭などは「チョコレート工場の秘密」に繋がる。
(記事一部抜粋)
チャーリーが住んでいる町に、世界一広大で世界一有名なワンカのチョコレート工場がある。
そこへ、5人の子供たちが招待されることになって…。
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*映像化*
今のところ映像化はされていません。
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