−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
*あらすじ*
中南米、ジャングルと遺跡と軍事政権の国。4人の元家族を待つのは後戻りできない〈決定的な
瞬間〉だった。全6巻、隔月連続刊行、熱狂的面白さ、恩田ワールドの決定版、待望の第1巻。
G国で軍事クーデター勃発。父と母は子供たちの無事を祈る。一方、ヘリコプターから落下した
二人は密林を彷徨。疲労の中で二人が見つけたものは!?
ノンストップの面白さで息つかせぬ第2巻。
誰かに見られてる。得体のしれぬ不安を抱えて歩き続ける練と千華子。ついに千華子の身に異変
が!?それを待ち受けるかのように現れた新たな謎。さらに練の身にも。緊張と興奮の第3巻。
妹を人質に、練は危険な儀式への参加を強要された。それは生き残りをかけ争う過酷なレース。
刻一刻、過ぎる時間。失意と恐怖の中で残された制限時間はわずか。もうあと戻りできない第4巻。
練は持ち前の勇気と機転で「儀式」を終え、すぐさま軟禁中の妹のもとに向かうが千華子は……。
その時、国全体をさらに揺るがす、とんでもないことが起こりつつあった。面白さ最高潮の第5巻。
史上最悪の大地震と火山噴火で練の恐怖の針は振切れた。もう何もかも終わりだ!神は二人を見捨
てたのか!?兄弟は再会できるのか?そして家族は?息もできない緊迫と感動の最終巻。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
*情報*
2000年08月 幻冬舎文庫にて隔月連続刊行。当初は全五巻の予定が六巻に。
2003年02月 幻冬舎にて単行本化。
闘うベストテン 2001年度 第9位
管理人の経験から・・・。
なぜか4.5巻目が絶版状態になっている「上と外」。
もし文庫版で購入したい方がいましたらネットや本屋で見かけた時は迷わず購入されたほうがよい
かと思います。
私は某書店にて東京より取り寄せして購入しました。2005年11月現在、貴重本です。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
*書籍*
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
※オマージュリンク※
雑誌ダ・ヴィンチにて恩田陸監修の下、作られた「恩田陸を2倍楽しむための」オマージュリンク。
タイトルは「チョコレート工場の秘密」でワンカ工場のエレベーターについていたボタンの表示から
とられたそうです。
「エルマーのぼうけん」は、龍を救うために秘境に乗り込んだエルマーがリュックの中身を次々に使
って危機を脱するという展開の話だがそこから触発されたそうです。
(記事一部抜粋)
動物島に捕えられているりゅうの子を助けるため、エルマーは冒険の旅にでかけます……。
広がる空想、ユーモア、リアリティー。幼年童話の最高峰の一つとして読みつがれています。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
*映像化*
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
|